エンジニアとして連邦政府に勤務していたラジーキまフは、93年、博士課程でコンピューター科学を学んでいた弟のビペックとともに、キーラ・コミュニケーションズ(www.kcilink.com)を設立。ウェブサイトを構築し、インターネットコンサルティングを始めた。翌年の94年、スモールビジネス向けのビジネスリソースセンター(www.morebusiness.com)を開設、同サイトは、広告収入で成り立つ商業サイトとして成功している。続いてキーラは95年、政府請負業務分野を専門とする公認会計事務所とのジョイントベンチャーとして、10万ドルでガブコンを設立した(会計事務所は資本参加のみ)。ガブコンを別に設立したのは、キーラ・コミュニケーションズ本体への外部からの出資を避けるためだった。ガブコンの構築には7ヵ月を要したが、インターネットビジネスとしては非常に珍しく、立ち上げから1年で黒字に転換した。ビジネスリソースセンターの運営によって、経験とノウハウが蓄積されており、初期コストが抑えられたのが大きな要因だ。今後は、州政府との取引に関する情報も充実させる予定で、50州の情報をまとめ、各州政府の情報を自動的に探すサーチエンジンの開発を検討。オンライン取引の導入も検討しているが、ガブコン独自ではじめる予定はなく、他社との提携による展開を検討しているという。しかし、連邦政府ではオンライン購買ネットワーク構築が進んでおり、今後、請負業者はオンライン取引を強いられるであろう。ガブコンには、オーストラリア、マレーシア、シンガポールなど、他国の政府から「同様のシステムを開発してほしい」という依頼がきており、コンサルティング業務への進出も考慮中だ。
[参考情報]
http://www.jyufun.com/