合理的な学習プロセスとは何かを考えてみよう。「知識蓄積型」と「問題発見型」のバランス学習のタイプを分類するやり方はさまざまである。その中で、学校教育の現状に照らした分け方で見ていくと、大きく分けて二つに分類できると思う。ひとつは知識蓄積型の学習であり、これは与えられた知識を理解し記憶してゆくタイプのものである。もうひとつは問題発見型とても呼ぶべきもので、自分で関心を持った領域に関して自発的にいろいろ調べたり、仮説を立てて検証したりするものである。学校のテストや受験勉強はおしなべて知識蓄積型の学習であり、他方、夏休みなどに行なわれる自由研究は、問題発見型の学習である。この知識蓄積型と問題発見型とは、知性の発達における車の両輪であり、いずれも欠くことのできないものである。