ふと思い立って数力月の準備で受けて合格したという、周囲の嫉妬を買いそうなお受験体験もある。例外的ではあるが、「たまたま組」にはまれにそういう子どもがいるのだ。だがくわしく話を聞いてみると、必ずしも運だけで彼ら彼女らが合格したとは思えない。やはり情報を的確に押さえ、家庭の状況と子どもの性格と学校の方針とがうまくマッチしたときに、合格を手に入れている。その一人に、息子を筑波大学附属小学校に入学させたRさん(三十八歳)がいる。Rさんは弁護士だ。十年前アパレルーメーカーに勤めていて、あまりの多忙に疲れはて「しみじみ、ああ、自分のためだけに勉強したい!」と思って司法試験をめざしたという変わりダネである。「せっかく勉強するからには、もっともむずかしい資格をとってやろう」と決意し、子どもは生後三ヵ月から保育園に預けて、司法試験を受験するための学校に通った。そして見事、最難関の司法試験を突破し、司法修習生として家庭裁判所で研修を受けているときにお受験を思い立ったのだという。
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カリスマ家庭教師報道