みなさんは、『みにくいアヒルの子』の童話や、『こぶとりじいさん』の民話を知っていますか?『みにくいアヒルの子』は、デンマークの代表的な詩人で童話作家でもあったハンスークリスチャンーアンデルセンの作品で、十九世紀の中頃に書かれたお話です。真っ白なアヒルの群のなかに、一羽だけ灰色のひな鳥がいました。そのひな鳥は仲間から「みにくい」といじめられて群を逃げだし、ひとりぼっちで冬を過ごしました。春がきて、生きることに疲れてしまったひな鳥は、湖に白鳥の姿を見つけ、「せめてあの美しい鳥のそばで死にたい」と思い、そばに泳いでいきました。すると、水に映った自分の姿が白鳥になっているではありませんか!・そこで初めて、自分はアヒルではなく白鳥だったことに気づくというお話。一方の『こぶとりじいさん』は、日本各地でストーリーが少しずつ違うようですが、よく知られているのは、ある村に、顔に大きなこぶのあるおじいさんが二人いました。一人は欲のない人、もう一人は欲張りです。ある晩、無欲なおじいさんが鬼の宴会に出くわしました。「何か芸をしろ」と言われて、得意の踊りを見せると、鬼たちは大喜びし、「明日の夜も来て踊ったら返してやる」と、おじいさんのこぶを取ってしまいました。この話を聞いた欲張りなおじいさんは、自分もこぶを取ってもらおうと鬼の宴会に行き、踊りを見せました。でも、うまく踊れません。怒った鬼たちは、無欲なおじいさんから取り上げたこぶを、欲張りなおじいさんのこぶのないほうのほっぺたに押しつけました。欲張りなおじいさんは、二つのこぶをぶら下げて困りはててしまいましたとさ。さて、みなさんは、この二つのお話をどのように受けとめるでしょうか?
[参考]
衝撃のエステティックサロン案内書