アパレル業界では「物流を制する者は、アパレルを制す」という言葉があるくらい、物流は重要な問題である。つまり、欲しいと思って売り場に足を運んだ顧客に、すぐ商品を提供できないことは、リピーター(常連)となるお客を逃し、間に合わないという口コミが流れる恐れがなくもない。工場で生産された商品は、一品ずつ検査され物流センターに集荷される。マーク別・色別・サイズ別に整理し直すと、得意先の受注表に基づいて仕分けされる。その状態をデリバリーという。工場からは一度に全部上かってくるわけではないので、指定された納品日まで、指定値札などがあれば一点ごとにつけ、ビニールがけをしてハンガーにかけ、店別にストックしておく。都内の場合は、ハンガーごと納品できる車両を利用し、地方はビニールがけしたままハンガーつきで、ダンボール箱を利用する。