最近のカタカナ英語は、かつての和製英語とは質的に違います。和製英語とは、もともと日本人が考えた英語で、カタカナ表記されていますが、それを英語のスペルにすると英語のネイティブにはなにがなんだか分かりません。例えば、スキンシップというのがよい例です。skinshipなどという語は英語にはありません。かといってもともと日本語にもありませんでした。日本人の誰かが「肌の触れ合い」ということばをもとに作ったのだと思います。「肌」はskinで「肌の触れ合い」は友情を意味するfriendshipという語からfriendを取り、かわりにskinを加えたものでしょう。「肌の触れ合い」は実際に肌に触れることではなく、日本文化では親しくなることを比喩的に表現したものですが、英語でスキンとスキンが触れ合ってもそういう意味にはなりません。よって、スキンシップということばはネイティブにはなんのことか分からないのです。日本人が勝手に作り出した英語もどきのカタカナ語のことを和製英語と言います。これと日本語から英語に入ったsukiyakiとは違います。これらは日本語にあることばが英語に入り込んだもので、カタカナ英語に対して、アルファベット和語と言えます。