発泡プラスチック系断熱材

2011-09-09

発泡プラスチック系断熱材には、発泡スチレン系の素材と発泡ウレタン系のものがあります。これらは板状のものが多く、構造体の外回りに施工します。また発泡ウレタン系のもののなかには現場で吹きつけ発泡するものもあります。断熱性を高めるには断熱材を使う目的は、家全体の温度差をなくし均一に保つことにあります。この目的を理解しないまま断熱材を使っても断熱効果は十分に得られません。これまでも多くの家で断熱材は使われてきましたが、家全体を均一な温度に保つことができず、かえって家を傷めるような状況に追い込んだのは、その目的が明確でなく断熱に関する知識や技術が十分ではなかったためです。昔の家と異なり、現在の家では壁の中が空洞です。さらに壁の上部と下部はそれぞれ天井裏と床下につながっていて、壁の中を外気が通り抜けています。暖房した場合、壁の中の空気が暖められて上昇し、天井裏に熱を逃してしまいます。家の断熱性を高めるには、このような空気の通り道を遮断しなければなりません。壁のほかにも、家の中にはさまざまな場所から熱が出入りしています。窓などの開口部、床、天井などの構造体そのものから出入りするケース、隙間風や換気による流出入などです。これらの場所から出入りする空気を効率的に遮断するために、現在はさまざまな断熱工法が考えられています。