単独業態(ブランド)の圧倒的な強さ

2011-06-20

全くブレのない長期安定成長を続けるしまむらに対し、ユニクロは2001年8月期に売上高4186億円、経常利益1032億円という目も眩むような業績を達成した後、大失速に転じた。しかし、その後ユニクロは強靭なリカバリー力を見せ、06年8月期には連結ペースで往時の売上高を上回るまでに回復している。余談だが、わが国の小売業界において、トップまで上り詰めた後に失速し、そこから見事に這い上がったケースは、このユニクロと無印良品(社名/良品計画)くらいしか見当たらない。そして両社に見るもう1つの突出点。それは「ユニクロ」「しまむら」という単独業態(ブランド)の圧倒的な強さである。たとえばしまむらは06年秋、「しまむら」というたった一業態だけで、衣料小売業前人未到の1000店舗の大台に乗せた。「ユニクロ」も、国内だけですでに700店を突破している(06年8月末直営703店舗)。さらに両社とも、これら単独業態だけで最終的に国内2000店前後の出店を見込んでいるのだ。